『JFL ラインメール青森トレーナー帯同報告』
鍼灸師の古川と申します。
9/10.11とJFLのラインメール青森にトレーナーとして共に帯同させて頂き前日、当日の選手のコンディショニングをサポートさせていただきました。
2日間の帯同でしたが、前日夜に16名中11名の選手のケアをさせて頂くことが出来たのですが、
試合前に初めて会う人に身体を預けることって不安だと思うのですが、今回ホテルからの帯同ではなく、調整から帯同させていただいた事による事前準備とコミュニケーションがこのような結果成果を作ることができたのかと思います。
改めて準備力とコミュニケーションの大切さを実感することができました。
また、選手のコンディショニングをさせていただく中で、伝える事が目的になるのではなく、伝わるように伝えることで選手自身が実感、体感し改善、パフォーマンスアップを図ることができるということを改めて感じました。
選手の中には紙ベースで改善する為のトレーニング内容をいただいたという方がいらっしゃり、その中の何個かどのような運動か見させていただきましたが目的とする場所を効かすことができていなかったり、ちょっとした指摘を加えるだけで痛みも無くなり大きな改善が図れました。
大切だと感じたことは競技を理解しサッカーで起こりうるアクション(共通言語)から紐解き今これをやっているということを選手にわかるように伝える事ができるかです。
本当の意味での理解はできていない事がこのレベルでもたくさんあります。
動きを見て指導でき、変化を実感していただけたから何名かの選手はよりコアに信頼関係を築くことができました。
Jを渡り歩いたベテランの選手も仰っていましたが、トレーナーはどこまで選手に対してあらゆる変化に気づき、チームの為に配慮できるかです。
トレーナー業ではないと線引きするのではなく、常にチームの為に何かできるのか考え行動し続けること、その上で監督、コーチ、マネージャーの皆さん達と上手く連携を取って部分最適ではなく全体最適で俯瞰し順応できるかが大切であると感じました。
ラインメール青森は監督を筆頭に本当にチームとして全員が同じ方向にベクトルを合わして向かっている素晴らしいチームで、今後も応援していきたいと思えるチームでした。
最後になりましたが今回この様な貴重な場を与えて頂きましたラインメール青森の関係者の皆様に心より感謝致します。
古川鉄泰、井上博明