『World Player Project イタリア挑戦② -ラツィオ&ASローマ編-』
イタリア研修後半の報告をさせて頂きます。
4日目はイタリアでフットサルをされている日本人の観戦視察。
地域リーグでしたが一球一球に対する気持ちの入り方や観客の応援の熱など日本との違いも多く見られ、昨日までのトップクラブとはまた違った発見が多くありました。
その後セリエAのASローマの試合観戦に行きトップチームの試合を直接見て肌で感じ、さらにローマの王様トッティ選手が久々に出場したとあって会場のボルテージは凄まじいものがありました。
試合観戦をする事で自分がその場にいたらどういった行動を取った方がいいのかまたトップの選手の動作を見る事により、より具体的なイメージが出来ました。
5日目の午前中はイタリア代表のデロッシ選手や何人ものプロ選手を輩出してるクラブに視察に。
そこでU-16の試合を観戦し、このクラブの育成方針で掲げていた「トップで使える選手を出す、個人だけではなくチームの為に動ける選手の育成」を基に動いていて接触プレーの時でも怖がらず飛び込んで常に上を目指し全力でプレーしているのが伝わりました。
夜は選手の治療やトレーニングをさせて頂いて選手によってどんな説明をしていけばいいのか、良くも悪くも選手の人生を左右するトレーナーとして、選手が出会えて良かったと思ってもらえるようになるために何を考え何をしていくべきなのか知る事が出来ました。
この研修でなんで海外の選手は個の力が強いのか日本人が勝って行くためにはどうしたらいいのかを自分なりに感じた事がたくさんありました。これをしっかりまとめアウトプットして伝えて行きながら自分自身実践していきます。
最後に今回の研修で関わって頂いた全ての方々に感謝致します。
松崎万愛