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『World Trainer Project 〜シルク・ドゥ・ソレイユ挑戦〜まとめ』

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『World Trainer Project 〜シルク・ドゥ・ソレイユ挑戦〜まとめ 川合勇志』

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2/15-2/22まで行われたシルク・ドゥ・ソレイユでの活動で感じたことをまとめさせて頂きます。
今回の研修ではシルク・ドゥ・ソレイユ以外にもクリニックや大学など多くのプログラムもあり、想像以上の内容でした。
また、相手方の好意で研修内容をより濃密にして頂きました。
しかし、これは悪い面で考えると待っているだけで貰えたチャンスであって、自分達で獲得したものではありません。
本来は自分たちから働きかけるべきことだったと思います。
研修に当たっての目標として体操の指導面とシルク・ドゥ・ソレイユでのメディカルスタッフの組織的な役割を学ぶことを目標に挑みました。
体操に関しては、クリニックのジミーさんやシルクのヘッドコーチ、シルクのパフォーマーが行っているトレーニング機器などから参考を頂けました。
自分がイメージしている指導に近い所もあり、またそれにプラスα加えられるエクササイズも教えて頂き、自分の指導の方向性を再確認する事ができました。
組織面に関しては、クリニック、シルクも共通してTr.PTの役割を明確に分け、仕事に当たっていました。
また、物療やその施設のコンセプトを統一しているため各スタッフの情報交換、治療方針をまとめられているのだと感じました。
世界で活躍していくために必要なもので感じたのは、当然語学やコミュニケーション、モチベーションは当たり前という前提。
なにより僕が感じたのは自分の治療、指導の理由を相手に伝えれること、その裏付けのための世界的に知られている文献などを知っておくのが必須だと。
今回の研修でもトップの先生方もエビデンスに沿った治療もしており、自分たちの治療にも理由をもって説明できてました。
また、情報交換や相手から有益な情報を引き出す、自分が何処まで理解しているのかを知ってもらうにも世界で共通できる文献を把握しているのかが必要だと思います。
シルクのPTのテロさんも「スポーツや職業でもそこで活躍している人を知ることが大事」と言っていました。
僕は、世界に行くにあたって最低限必要なことではないかと感じました。
このように当初の目標は達成出来ましたが、もっと積極的に動くべきだったなという気付きもあり今後日本での活動のスタンスも良い意味で変化を起こしていこうと思います。
今回このような貴重な機会を提供して下さった一般財団法人First-Mover-Foundation様、選抜して下さった関西トレーナーの皆様、現地でアテンドをして下さった皆様、そして研修をさせて頂くにあたりサポートして下さった全ての皆様へ感謝しています。
本当にありがとうございました。
この経験をしたからこそ成長する幅が広がったと言えるようにまた一から頑張りたいと思います。

『World Trainer Project~シルク・ドゥ・ソレイユ挑戦~まとめ 藤田実優』

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2/22(火)シルクドゥソレイユ研修を終え無事に帰国する事ができました。
この1週間色んな方に出会い本当に多くの事を学ばせて頂きました。
その中で全員から共通して出てくるのは
「クライアントの方とどれだけ信頼関係を築けるかが大事だ。」
ということでした。
実際私達は研修中に患者様を治療している所を見学させて頂くことが多くありました。
そのときの患者様は皆さんとても楽しそうに治療を受けていて、辛いはずのリハビリやトレーニングも積極的に受けていました。
治療が終わったある1人の女性に話を伺ってみると、治療を担当したJimmy氏の事を とても誠実で丁寧で優しく、いつも自分が良くなるように考えてくれる。とおっしゃっていました。
この言葉からどれだけJimmy氏が患者様から慕われているのかが伺う事ができ、Jimmy氏は実際私達にも丁寧に教えて下さりました。
信頼関係を築くと、痛みとの向き合い方も変わってきます。チームや選手を強くする事もできます。
知識や技術なども大切ですが、それよりもどれだけクライアントの希望を理解し、その気持ちに寄り添ってあげられるのか。
私は今回の研修でその事を強く実感しました。
またスポーツクリニックでの研修やシルクドゥソレイユの鑑賞やパフォーマーさんとの会話を通して、今の私の課題もたくさん見つかりそれと共にやりたい事が明確になりました。
今後目の前の事をこつこつ努力しその積み重ねが、今の私のビジョンに繋げられるようこれからも頑張っていきたいと思います。
この1週間お世話になりました、一般財団法人First-Mover Foundation様 並びにこのような貴重な機会を頂きました 関西トレーナー会様 そしてサポートして頂いた皆様には心より感謝申し上げます。

『World Trainer Project~シルク・ドゥ・ソレイユ挑戦~まとめ 吉田慎司』

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2/15~2/22に行われたラスベガスでの活動やシルク・ドゥ・ソレイユで感じたことを下記にまとめさせて頂きます。
今回、シルク・ドゥ・ソレイユの活動に向けて出発前に準備していてこと、疑問に感じていたことに対して1週間全力で積極的に取り組んで来ました。
予想以上の研修内容で、現地では多くの方々と出会い、世界で活躍されている方のお話しも伺うことができ、とても良い情報が収穫できました。
今回、1週間で学んだこと、感じたことは、アメリカと日本ではさまざまなギャップがあるということです。
ギャップがあったのは知っていましたが、どんなギャップがあるのか?
また、その差は埋められるものなのか?
または、埋める必要があるものなのか?
答えは、人それぞれ受け止め方や価値観で変わるかと思います‼
自分の在り方が大切ではないかと思われます。
CATAとNATAを持ちシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー北尾佳奈子さんのトレーナーであるTerrill氏曰く、全てのアスリートを大きく2つのカテゴリーに分けると、モチベーションの高い群とそうでない群に分かれます。
サポートする上で、困難なのは、そうでない群とどうやって接するか?
ここは、大きな課題になるとおっしゃっていました。
ここで興味深いのが、身体能力や競技能力を基準にしていないということでした!
アスリートをサポートする上で一番大切なのは、トレーナー自信がモチベートされている必要があるとのことでした。
仕事を好きになり誇りに思うこと!楽しむこと!そして自分を信じること!
S.P.O.R.TクリニックのJimmy氏やScott氏は、まさにそのような方々でした!
それについて行くスタッフの気持ちも十分に理解できます。
御二人から学んだことは、スキルや知識だけではなく、患者様に対しての接し方やコミュニケーション能力も学ばせて頂きました。
ここは、日本とのギャップは大きいと思います‼
私は医療人かつトレーナーとして、見習うべきとこだと痛感しました。
シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー達は一人一人が、たくさんのスタッフに支えられ、一つ一つの演技に命をかけている印象がありました。
組織の連携プレイや情報共有は日本でも同じく確立されている部分ではないかと思われます。
また、現地のセラピスト一人一人のできる手技(選択肢)がたくさんありました。
そして、先方の方々と接する上で知識がなければ先方のセラピストと話が成り立たないと痛感しました。
アメリカは、研究が進んでおり、論文もたくさんありその著者までもが話題になることが多いです。
私は、たまたま目を通していたのと自分が参考書を持っていたこと、著者が好きなことから、Jimmy氏やScott氏とディスカッションまでも繋がったのではないかと思っております。
このあたりは、アメリカに向けてとかではなく、普段の準備ではないかと感じます。
最低限の知識だけなどと受け身ではなく、先方のセラピストにも日本での研究発表など最新の知識や情報を提供するくらいの積極的な姿勢が必要であると感じました。
現地では、本当にたくさんの日本人の方にお世話になりました。
朝から夕方まで通訳がつき、サポートして下さりました。
今回このような貴重な機会を提供して下さった一般財団法人First-Mover-Foundation様、お声をかけて下さった関西トレーナー会様、現地でアテンドして下さった皆様や講演をして下さった方々と出会った全ての皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

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