『イタリア代表(ローマ選抜) トレーナー帯同報告』
みなさんこんにちは！
今回6/2〜6/5までフットサルローマ選抜の選手達が出場した神戸フェスタにトレーナー帯同をさせて頂きました松浦朱里と申します。
４日間本当に貴重な体験をさせて頂きましたので詳しくお伝え出来ればと思います。
今回は12人の選手がイタリアから日本に来てくれました。選手達はシーズンオフの中、日本に来てプレーをした為とにかくケガ人が多く、試合のある日は、ホテルで午前中に施術、そしてお昼を食べてからテーピングを巻き、試合を終えてホテルに帰ってまた施術といった流れで1日一緒に帯同させて頂きました！
施術内容に関しては今回鍼灸師が2人帯同していましたので、必要な選手には鍼治療もさせて頂きました。初めて鍼治療を受けた選手も鍼の効果を実感し、またやってほしいとの声も頂く事が出来ました。
色んな選手を治療させて頂く中で日本人選手との身体の違いを感じる事が出来ました。具体的な違いとしては、まず筋肉の質です。日本人選手に比べて海外選手の筋肉はすごく弾力がある様な印象でした。ガチガチに固まった筋肉と言うよりは張り感が強いといった感じでした。
日本人の様に肩こりという概念も無く海外選手のほとんどが腰から下の不調を訴えていました。
プレーを見ていても選手同士のコンタクトが多い為フィジカル面もかなり強いと感じました。
選手達はオンとオフのメリハリがきちんと出来ており、オフの時は日本の観光をしたり、私たち日本人のトレーナーと積極的にコミュニケーションを取ろうと、家族の話、海外での話など色んな話をしてくれました。日本食を好む選手も多く、特に寿司や、焼肉が好きと言う選手が多かったです。
私たちも出来る限りのイタリア語と英語でコミュニケーションを取り、私達が提案した治療に対しても快く受けてくれて、最終的にはケガをした選手も含め全員試合に出場し、優勝する事が出来ました。
普段海外のトップ選手の身体を触る機会は少ないので、そんな中でたくさんの選手の治療に関わる事が出来て本当に素晴らしい経験をさせて頂きました。
今回の活動を１つの経験として終わらせるのではなく、今後もこれを生かした活動をしていきたいと思います。
この様な機会を与えてくださった、一般財団法人First-Mover Foundation、CALCIO FANTASTICOスタッフの皆様、関西トレーナー会様、そしてサポートして頂いた皆様に心からお礼申し上げます。
本当にありがとうございました！！
松浦 朱里
