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『World Player Project インテルミラノ.ACミラン挑戦①』

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『World Player Project インテルミラノ.ACミラン挑戦①』

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本日よりイタリア挑戦をされた3名の研修報告をさせていただきます。
1日目は夜にイタリアに到着した後、1週間の個人と全体の目標を再確認するためミーティングをし研修に向け準備を致しました。

研修1日目は「ジュニアユース世代の育成について」の講義を受けました。
インテルの育成の方法としてまず出来ることから始め、徐々にレベルを上げて難しくトレーニングしていきます。
それに若い頃から技術はもちろん、ゲームの11人でのプレーや、自分たちは最終的に、なにを目標にするかなど、思考の部分も教育していました。

最終的にチームで勝つためにどうすればいいのかという所を育成年代から徹底して指導をされていました。
その後はtU-8.U-10の練習を見学。
コーチ曰く、この年代頃から頭で理解する事が出来始めるので、選手に考えさせると言う練習をしていました。
自分の技術のミスでは全く怒りません。

しかし、チームとしての意図を考えていなかったり、間違っていたりすると大きな声を出して、指導していました。
日本との違いは、こういった点でもあるのだと思いました。
そして、この年代からすでに、選手全員が負けず嫌いで、練習1つ1つの勝負で絶対に勝つといった意欲をとても感じました。
詳細は省きますが初日から刺激的な内容で大変有意義な時間となりました。
引き続きチャンスを掴めるように頑張ります。
前田宣志

『World Player Project インテルミラノ.ACミラン挑戦②』

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イタリア・ミラノでの研修内容を報告させていただきます。
3日目は、午前中にインテルのトレーナーによる講義「選手の怪我と治療」を受けました。

練習は、無駄な動きを省いたサッカーの動きだけに特化したメニューを取り入れていました。また、年齢や体格に合わせたレベルで行い、決して小さい頃から難しいテクニックを教えることはしていないそうです。段階を得て、理解できる年齢で取り入れていました。
特に日本との違いでは、選手に毎日、フィールドバックさせているところでした。練習内容のレベルが自分にとって高いものだったか低いものだったかのアンケートをトレーナーに提出するというところには驚きました。

午後からは、インテルU-14.U-16の練習見学をしました。ドクターに怪我の予防や、細かい疾患に対する対処法などのお話を伺うことができました。

4日目は、午後からミランのトレーナーやスカウトの人による講義を受けました。
スカウトの目も日本とは違い、今後伸びそうな選手を選んでいました。その為、トップ選手になる人数が他のチームと比べて多いそうです。特に育成で大切にされているポイントを学びました。
選手を支える各分野のコーチは、毎日集まり、曜日ごとに内容を変え、ミーティングしているそうです。そこで全ての要素が集まったメニューが作られていました。

その後、トレーニング施設などを見学しました。重りを使ったメニューは通常することはなく、リハビリの為に選手が利用していました。
この日の最後に、ミランユースの練習見学をしました。講義で伺った考えさせる育成方法を思い出すことで違った視点での見学ができました。
山本紗也加

『World Player Project インテルミラノ.ACミラン挑戦 ③』

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今回インテル&ACミランで活動させて頂きました弥栄環太と申します。簡単ですが、5.6日目の報告をさせて頂きます。
5日目は、これまでの反省点を午前中の自由時間を使い3人で話合い、残り2日間をどう過ごすのか再度ミーティングを行いました。
午後からは、スイスへ列車を使い移動し、スイス2部のサッカーチームの試合観戦をさせて頂きました。
試合前のウォーミングアップやフィジカルコーチの指導内容などは日本と差ほど違いは感じられませんでした。
そして、試合後には選手の治療風景を見せて頂くことができました。

午前中のミーティング時に決めた
「自分達の力で行動し結果を出す」と言う目標を達成するため、通訳の方と合流するまでの間の時間を使い、試合終わりの選手と自分達で実際に交渉し、選手の体のチェックをする事ができました。
「自分達で考えてそれをしっかりと行動に移す」という大切さを学ぶ事ができました。

6日目は、午前中にインテルとACミランのU15のダービー戦を観戦しました。U15とは思えない試合の展開で、技術はもちろんですが両チームの講義でもおっしゃっていた、頭を使って試合をするという教えがでた試合になっていました。監督の指示も1つのミスに対して指摘するのではなく、プレーの選択に対して厳しく指摘をしていました。
このような一つ一つの事が強さの秘訣に繋がっていると感じました。

午後からは、インテルとユベントスのトップの試合を観戦しました。日本では考えられないような臨場感を感じる事ができました。また、研修で受けたインテルの育成論の集大成がこれだと、納得する試合をしていました。
その後、夕食を済ませ3人で今回のトレーナー活動を振り返り最終日を無事終了することができました。
今回のトレーナー活動では今後に繋げられる素晴らしい一週間となりました。
弥栄環太

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