『World Player Project イタリア挑戦① -ラツィオ&ASローマ編-』
現地時間3/29の朝にローマへ着き、ボローニャ発祥のリハビリトレーニングセンターのISOKINETICに行きました。
この施設はドクター、セラピスト、フィジコ、栄養士を一貫した環境下でTRやリハビリを行っており、元イタリア代表のロベルトバッジョも通ったことでも有名です。
治療計画の方針を教えて頂いたりファンクショナルTRを指導しているところを見学させて頂きました。
こういった複合施設は日本にはまだ少なく、自分たちが展開していくための参考イメージになりました。
2日目はセリエAのラツィオの栄養サポートをされている方に講義をして頂きました。
「水」というテーマで講義をして頂き、トップレベルの選手がどのような指導を受けコンディショニングを管理しているのか
とても参考になる内容ばかりでした。
その後は地元フットサルクラブの練習見学をさせて頂き。チームの怪我の現状やケアの意識等のお話を伺ったのち、練習後に選手にセルフケアの指導を行いました。
3日目はラツィオフットサルのトレーナーと栄養士の方と様々な競技の代表選手をサポートされている方に講義をして頂きました。。
3名とも20代という若さでトップクラブと契約し活動の幅を広げており、同じ20代としてこのままではいけないという危機感を覚えることも..
保守的な文化の国で今のやり方はよくないと感じ積極的に足を運び色んなことを吸収するのが大事と仰っていて、選手のために本当に良いものを学んでいく姿勢を一番見習う必要があるなと感じました。
午後からはASローマのジュニアユースの練習を見学させて頂きました。
そこでチームデレクターの方からお話を聞く機会が出来、ジュニア育成の方法や考え方を学び日本人と海外との意識の違い、なぜ海外の人は強いのかを知りました。
今回の研修を通して、多くのことを学ぶことが出来ましたが、これから日本でアウトプットを重ね自分の中にしっかり落とし込める様にして行きたいと思っています。
最後に、今回の研修に関わっていただいた全ての方々に感謝致します。
藤井 啓介