『World Player Project イタリア挑戦② -栄養士編-』
引き続きご報告させて頂きます。
4日目の午前中は栄養士研修生で2名ずつに分かれて、スーパーで現地の方に食事に関する街頭調査と日本から持参した食材を使用して補食作りを行いました。
午後からはフットサルの試合観戦に行きました。試合中に選手交代が頻繁にあったり、キーパーと他の選手との体格の違いが見受けられ、「この競技の栄養サポートを行うとしたら」という視点で観ると改めて競技特性や選手の特徴を理解することが大切だと感じました。
その後移動し、セリエAのASローマ対エンポリの試合を観戦しました。試合中はトップチームで活躍する選手の技術、プレーや選手交代に沸くサポーターの様子を目の当たりにし、日本とはまた違った会場の雰囲気とイタリアのサッカーの人気を肌で感じることができました。
最終日の午前はクラブチームでU-16の試合を見学しました。日々の試合の中で選手のスカウトも行われており、どの選手にも高みを目指せるチャンスがあるため常に全力でプレーしている選手の姿が印象的でした。
「将来活躍する選手の育成」に関わる組織はとても興味深く、その後も長く競技を続けるためにも、この世代に対する栄養教育の重要性を強く感じました。
夜は日本人留学生のトレーニングの様子を見学しました。トレーナーの専門性と目の前の人に何ができるかを考え、その接し方が信頼や継続に繋がるといういろんな職種に通じる部分を学ぶことができました。
この研修で得た有意義な経験を糧に今後も日々学び、活動の場で活かしていきたいと思います。
最後に、今回の研修に関わっていただいた全ての方々に心より感謝致します。
近藤真里奈
