『World Player Project アメリカ挑戦③ -MLBドジャース編-』
引き続きご報告させて頂きます。
研修6日目はメジャーリーグの名門ロサンゼルスドジャースにて。
ドジャースで日本人ATCとしてご活躍されている方にご案内頂きドジャースタジアムの施設案内をして頂きました。
本来は入る事の出来ない内部を見学させて頂き、どれも僕達自身が見た事のない器具や設備ばかりで驚きの連続でした。
アメリカでは医療であったり怪我に対する意識が日本とは比べ物にならないので、選手が試合中に怪我した場合直ぐに判断出来るようにCTスキャンが導入されていたり塩分濃度の高い水の上で浮いてリラックスするアイソレーションというマシンが合ったりと本当に選手に対しての配慮が整っていると感じました。
施設案内後は講義をして頂き、沢山の質問もさせて頂き
「試合中にどのような仕事をしているのか」「アイシングに対しての考え」「ソフトティッシューとは主にどのような事をされているのか」「様々な治療法がある中でどのような治療法をメインとされているのか」などここには書ききれない程の質問をさせて頂きとても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
午後からはロサンゼルスでも大規模なスポーツトレーニング施設のSPORTS ACADEMYに見学行かせて頂きました。
バスケットボール、ビーチバレー、野球、サッカー、陸上など様々なスポーツが出来るコートがありました。実際にプロの選手も一般の方と混ざって練習をされていたので凄く良い環境だと思いました。
他にも神経にアプローチする部屋があったり、日常生活で身を守る為に訓練する部屋、勉強する部屋があり研修生皆驚きを隠せませんでした。
特にここの施設はメディカルの部分も連携しており精神的に問題がある患者さんなどが来館され治療したり、どういったフォームが原因で怪我に繋がったのかを分析するバイオメカニクスルームがあり色々な事に対応出来る施設でした。日本にはこの様な施設が無いので羨ましいと思いました。
夜は特別に試合に招待して頂き研修生皆が楽しみにメジャーリーグの試合を観戦する事が出来ました。
日本とは違い応援が無いので選手の打球音などを肌で感じる事ができメジャーリーグの凄さを実感しました。
滅多に観戦する事が出来ないメジャーリーグを観戦する事ができ本当に満足でした。
池上勇真
