『World Player Project スペイン挑戦① -レアルマドリード編- 』
今回レアルマドリードファンデーションキャンプにトレーナー研修として3/27〜4/4までの約1週間参加させていただきました、履正社医療スポーツ専門学校、理学療法学科2年の荻尾将)です。
研修で学んだこと、感じたことを簡単ではございますが報告させていただきます。
まず、1日目は日本時間の23時45分発で関西国際空港を出発し、ドバイ空港で乗り換え約20時間のフライトの末、マドリード空港に到着しました。
研修は2日目からのスタートととなり、午前中はレアルマドリードの練習場であるシウダー・レアルマドリードへ行きました。そこでは、看護師の方にレアルマドリードのトレーナー体制、応急処置のやり方、テーピング技術などについて意見交換を行いました。
メディカルトレーナーが看護師ということにも驚きましたが、なにより各カテゴリーにはもちろんのこと、小学生年代のカテゴリーにもメディカルトレーナー、フィジカルトレーナーが1人ずつ必ずいるということにビッグクラブだなと感じました。
テーピング技術でも日本とは違う独特の巻き方を教えていただいたり、見たことのないテープを使用していたりと貴重な経験をさせていただきました。
育成年代の選手達は全寮制になっているのですが、寮にも必ず看護師がいて、毎朝体調をチェックしているらしく、管理体制でも日本との違いに衝撃をうけました。
世界レベルの育成やスタッフの数を知ることはなかなかできない経験なので貴重な時間となりました。
午後からは私達と共にキャンプに参加している日本の子供達が地元クラブとの練習試合を行うということでそちらに帯同しました。プロの下部組織ではないのですが、その施設の広さ、グラウンドの数、小学生年代にもサポーターがいるなど、日本との差を感じました。
研修初日からレアルマドリードの凄さ、世界レベルを知れたこと、さすがスペインという感じのサッカー文化を肌で感じることができ、初日からとても刺激的な研修となりました。
荻尾将人