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『World Player Project スペイン挑戦まとめ -レアルマドリード編- 』

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『World Player Project スペイン挑戦まとめ -レアルマドリード編- 』

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研修5.6日目の報告をさせていただきます。

5日目の午前中はトレーニングに帯同していましたが、子供達の練習に人数が足りないということで急遽練習に参加することになりレアルマドリードのコーチから指導を受けるといった貴重な体験をさせていただきました。
レアルマドリードのコーチはとても細かい部分にもこだわり、小学生年代にもレベルの高いことを求めていたので衝撃的でした。
晩にはレアルマドリードの下部組織に所属する日本人選手、中井卓大(ピピ)君がサプライズで日本の子供達に会いに来てくれました。

6日目はレアルマドリード対アルベスの試合を視察へ。
ウォーミングアップからレアルマドリードのフィジカルトレーナーの動きをずっと観察していましたが、自分がついているチームにウォーミングアップする時のメニューの参考になりました。また、試合中の接触プレー時のメディカルトレーナーの対応、控え選手へのフィジカルトレーナーのアップの対応など勉強になることが凄く多かったです。
今回感じたことは、日本ではメディアを通して感じていた世界レベルを実際に肌で感じることができ、中でも勝負に対するこだわりについて強く感じるものがありました。

まず、レアルマドリードが世界トップレベルなのは、誰もが知っていることですが、現地に行ったからこそレアルマドリードがなぜ世界トップレベルなのか、現地でしかわからないレアルマドリードの凄さを多々感じました。
それは、想像を超える施設、スタッフの数、カテゴリーのシステムなどから感じました。

そして、試合を観戦してもサポーターのサッカーにかける思いや、フィジカルトレーナー、メディカルトレーナーがチームにかける思いなど、海外の人達は執着心が物凄く強いと感じましたし、勝負に対する意識が日本とは差があると感じました。
小学生年代の試合をみてもとにかく、全員が勝負に対してのこだわりが強く、相手に対しての勝負はもちろん、チーム内でもレギュラー争いをかけた勝負にたいしてもこだわりがとても強かったです。日本で交代させられて監督に抗議しに行ったり、審判に向かって抗議する姿、味方の不満なプレーを抗議したりする姿はあまり見られないと思います。
海外のサポーターは、審判に対しても物凄く抗議します。審判がサポーターに怒っている姿など日本では見たことがなかったのでとても驚きました。

このように海外の人達はみな、どの世代でも勝負に対してこだわりが物凄く強かったです。
確かに、文化の違いもあるかもしれませんが、このような姿勢が世界トップレベルを作って行くのだと感じました。
プロの世界で、または海外でのトレーナーを目指すのにこの勝負に対するこだわりはとても大事だと痛感しました。
最後にこの研修を通して、新たな目標もでき、自分の将来に幅が広がる研修になりました。
このような機会を与えてくださった、関西トレーナー会様、First-Mover Foundation様、レアルマドリードファンデーションキャンプ様、関係者皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。

荻尾将人

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