『World Player Project イギリス挑戦①-FIA世界耐久選手権編-』
2016年9月より若い世代が世界に挑戦する為に「経営」と「スキル」を学び、身の丈とトップレベルの価値を同時に吸収しアウトプットしていく学んでいくWorld Player Project(以下WPP)
この度、イギリスで開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)で活動をさせていただいた 藤本伊織と申します。
今回は世界レベルのモータースポーツの現場を肌で感じ、6月のルマン24時間耐久レースでも初優勝されたトップレーサーの中嶋一貴選手とのタイアップ企画も実現し、充実した海外挑戦となりました。
現地では主に実際にレース現場やピット内を見学させて頂き、壮大なレース会場や観客の多さなど全てにおいて、世界大会のスケールの大きさに圧倒されました。また関係者しか入れないVIPルームにも案内して頂き、日本メーカーのTOYOTAチームのスタッフの方から色々お話を伺う事ができ、60名をも超えるスタッフ陣がレースに関わっておられ、命懸けで出場するレーサーを支え、全スタッフがプライドと責任を持たれていて、世界基準の独特の緊張感を味わう事が出来ました。
そして世界トップレベルの現場は多くのプロフェッショナルの方が集まり、その中でも専属のトレーナーの方は自分の業務以外の作業も率先して取り組んでおり、チームから絶大な信頼を得ておられました。トップの環境ほど関わるスタッフも必然的に増える中、トレーナーとしてどういう立ち回りをしていくことが大事なのかを肌で感じることができ、凄く勉強になりました。
また中嶋選手からはレース期間中のコンディションの調整方法のお話や実際に施術機会も頂くなどトレーナーとして貴重な経験をさせて頂いたり、最終日には中嶋選手とゴーカートを体験させて頂き、トップレーサーの走りも間近で体験させて頂きました。
トップ選手が持っている独特の感覚や考え方を知ることができましたし、自分自身で競技を体験する事でレーサーの方の過酷さを身にしみて感じることもでき、実際レースはとてもハードで上半身がかなり披露してしまいましたが、関係者の皆さんと盛り上がっていい関係性を築くことができたと思います。こういったトップ層の方々と関われる機会も国内ではまず無かったので凄くいい経験になりました。
藤本伊織
