『World Player Project ドイツ挑戦まとめ -シャルケ編-』
12/11-12/17までドイツで活動させていただいた東文記と申します。
今回の研修はスポーツシューレという総合スポーツ施設、サッカー元日本代表の内田篤人選手が以前所属したシャルケ04での研修となりました。
大まかな内容としましてはスポーツシューレでの施設見学やトレーナーによる講義、シャルケ04施設見学、シャルケ04育成組織でのトレーニング見学及び講義、シャルケ04提携病院medicos見学とメディカル部門担当者による講義と非常に充実した研修となりました。
なかでも特に印象に残ったのはドイツ国内のみならずヨーロッパ全域から高い評価をされるシャルケ04の育成組織「クナッペン・シュミーデ」での研修でした。
シャルケ04の育成組織からは毎年のように優秀な選手が排出され、シャルケ04トップチームまたはヨーロッパのビッグクラブで数多くの選手が活躍します。
その代表として現在パリ・サンジェルマンFCで活躍するユリアン・ドラクスラー選手などが挙げられます。
そのドラクスラー選手を指導された経歴を持つマルコ・フレドリッチさんの講義とディスカッションは非常に学びが多く有意義なものとなりました。
また細かに組まれたサッカーの育成カリキュラムに加え、クラブ施設のすぐ近くにある学校と協力し選手を教育面からもサポートしていくシステムがあることがとても印象的でした。
練習見学ではU-9、U-10のトレーニングを見学しました。ドイツのトレーニングは選手に考えさせるメニューが多く、基礎的な技術練習でも単調な繰り返しの練習はほとんどなくできるだけ実践に則したメニューが組まれているのが印象的でした。
今回シャルケ04育成組織での研修は日本では経験できないことも多くとても有意義なものとなりました。
この貴重な経験を通して感じたことは日本に居てはわからないこと、海外に実際行ってみないとわからないことがあってそれはどんな学びにも変えられないということです。
人々のスポーツに対する思い、文化、システム面、経済面、歴史など行って実際に感じることでしか学べないことがありそれが自分にとってかけがえのない経験になるということがわかりました。
世界に基準の施設や育成システムに触れたことで自分自身の目指す指針にもなり本当に貴重な経験をさせて頂きました
最後に今回の研修に関してお世話になりました関係者の皆様、本当に有り難うございました。
東文記