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『World Player Project ドイツ挑戦② -ミュンヘン編-』

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『World Player Project ドイツ挑戦② -ミュンヘン編-』

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9/17-9/22でドイツで活動させて頂きました田中大翔(たなか ひろと)と申します。
今回は3日目と4日目の活動報告を致します。

3日目はバイエルンミュンヘンのアカデミーとして14歳以上のユース生が生活しながらトレーニングも行う、バイエルンキャンプを訪問しました。
施設にはグランドが8つあり、ユース生はここでトレーニングや試合を行います。
また、オリンピックセンターと同じようにトレーニングで怪我などが起きると、すぐに診察ができたり、リハビリ、血液検査なども行えるようになっていて、一人一人の身体の状態を把握できるようになっています。

バイエルンキャンプを訪問しそこでU-19のUEFAチャンピオンズリーグを視察、その後アリアンツ アリーナに移動し、トップチームのUEFAチャンピオンズリーグ、初戦を観戦しました。
トップチームの試合はVIP席で観戦することができ、ピッチから近かったので、鼻血を出して、ピッチから出てる選手に対応してるとこなど、見ることができました。スタジアムは満員で、ドイツ人のサッカーに対する思いなど知ることができたと思います。日本では味わうことができない、スタジアムの雰囲気など経験することができました。

4日目はバイエルンキャンプの練習場に行きました。練習場ではU-9やU-12、U-17、U-19など、いろんなカテゴリーの選手が練習していました。
U-9くらいまでは14人くらいで、一人一人を大切に指導するために少人数で行なっていました。
フィジオはU-14からついていて、それより下のカテゴリーは怪我が少ないため、フィジオはいないそうです。また、U-11、U-12などは、雇われたコーチとかではなく、仕事が終わってからくる人で、U-13から雇われてる人が行なっていました。

練習場にはたくさんのゴールがあり、常にゴールを意識した練習をされています。
施設内で筋肉量や骨密度など計測できるようになっているのですが、この年代での最低ラインなどは決まっていなくて、人それぞれ成長速度が違う訳だから、個人の成長に合わせたトレーニング強度であったり、栄養の取り方が必要になってきます。

バイエルンのユース選手は一人一人が特別なものを持っています。筋肉がある、体が大きい選手をスカウトするわけではなく、他の選手と比べて何か特別なこと(プレー)ができるかというところを重要視していました。
U-17の選手で月に2万ユーロをもらっていて、それだけ一人一人の選手に期待しているということで、その時だけ体が大きいからスカウトするとかではなく、特別なものを持っていて、将来性がある選手をスカウトし、その選手に月に2万ユーロをかけていると言っていました。

施設内には栄養士の方もいて、栄養面からもサポートがされています。
日本では栄養士の方がメニューから全て決めて、決められたものをアスリートが食べていると思うのですが、ドイツでは成長速度や吸収率なども調べて、その選手にとって1番いいものなどを勧めたり、メニューがたくさんある中で好きなものを食べていいという風にされているそうです。
栄養についての基礎知識などは9歳頃から学べるようにしていて、試合前に食べるといいもの、ハーフタイムで食べるといいものなど、ある程度の知識があるので、好きなものを食べてもいいという風になっているのだなと思いました。

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